どうしてかもわかってるくせに

集めた筈の理由が 塗り固められた嘘で見えなくなって
違うんだって本当は 貴方が大嫌いだったんだ

集めた筈の理由が 塗り固められた嘘で見えなくなって
違うんだって本当は 殺してやりたかったのに

なんで寄り添いあって歩くの
なんで優しさだけ詠うの
贖罪なんて思ってないよ

どうして千切れないんだろう

慰めあって来た腕を離れ逃れ 泣きながら刺してもどうか
受け止めてみせて 罪を離れ僕自身が辿り着いた答えを
誰の為でもない詩 詠い憂い苦しんできた貴方へ
流してみせる かけがえの無い絆の可能性を

抑えた筈の思いが 重ねられてきた指で止まらなくなる
わかるんだって本当は 嫌いなら嘘をつく理由はない

飲み下した恐怖の受容を意味する血は 甘くて
きっと僕は貴方のこと 何もかも越えて 好いていた

積み重なってきた罪を抑え応え もうあと少しで消えても
受け止めてみせて 腕を掴み囁く声に偽りはないから
誰の為でもない意味 塞ぎ怯えただ逃げてきた僕らを
繋いでみせる かけがえの無い絆の可能性で
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