覚えてるかな　上を向いて零した時
最初の言葉が馬鹿正直でおろしたけど
あの時ちゃんとつけておくべきだった
いつもいつもいつも投げやりだから君は

声を聴かせて　目を閉じないでよ
ぐらついたそのままを
ここに手をついてもっと冷めないよう教えて

眺めてた　捨てた手紙から覗く羨望
止め処ない　来ない涙とは惜別していた
汚れても　しても手を離さなきゃ良かったんだ
ひしめいた　メモ帳を破るみたいに告げる
「君のせいだ」


わかってるんだ　幾度思い出しても
僕は君を理解してる僕じゃないことくらい


長引くようになってやっと
哀切なんて言葉を理解した
おはよう覚えてる？　愛しかったひとよ
いつも通り嘘ついて教えて

眺めてた　捨てた願いから覗く渇望
止め処ない　来ない涙とは惜別していた
聴いていた　見てたそのままこのままの姿で
張りつめた　薄氷を破るみたいに叫ぶ
「君のせいだ」