てのひらで散るぼくのせかい



おたま帽子ちゃんです。
訪れる熱を音を「壊れる」と表現しても
怒らないでくれますか?

曖昧に泣いたその先に
ぼくが居た ぼくは居た

てのひらで散るぼくのせかい

浅緋(あさあけ)を隠す指先に初めて赦されなくて
何もわからなかったぼくはもういない

抱きしめた熱を音を
しあわせと呼ぶせかいに

君の側に居たいな

愛し方を教えて
間違いでも良いから
君だけの熱を音を教えて

てのひらに残る破片が
ぼくだけの免罪符
君が運んだ明日が目覚める

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