フローライトアーチ
あえかに湧く選択の光芒
ああ 抜け道を知ってしまった ゆかないと
嘆きはしないだろ
今までのおはようにさよならも混じってたでしょ
僕等は
抱きしめる腕のこす為
このひと時だけ駆け抜けていいでしょう
愛し子を思う道の果て
地図に無くても間違いでは無いでしょう
どうか叶えさせて
追い付いた時に謝るから
わかってるさ 誰も望んじゃいない
こんな脆い足元なんて
無邪気に広がる虹彩が
見てる 僕を透かして
ああ 掻き抱く腕は今しか無いんだ
そんな未来で構わないの?
「あやまる謂れなんてないよ」
ああ 嘆きたかったのは僕だ
まだ少しおはようを繰り返して
僕等は歩く